MENU

【アンケート】自分が引きこもりになりそうだと感じたことはありますか?

現在日本国内には、約70万人近くの方が、引きこもりに陥っていると言われています。
今回は、引きこもりに関するアンケートの結果を交えつつ、根本にある原因やきっかけについて詳しく紹介していきます。

感じたことがある人の回答結果について

『自分が引きこもりになりそうだと感じたことはありますか?』というアンケートに対して、回答者の約8割を占めた『感じたことがある』という方。
中でも、このような意見が目立ちました。

・仕事でミスをしてしまったり、お金絡みで人と揉めたりした時には引きこもりがちになってしまいます
・高校時代に周りの人間たちと全くなじむことが出来なかった時に、そのような気持ちになってしまったことはある

このように、”仕事”や”学校”というワードが目立つ結果となりました。
働くことによって生じるストレスや、周りにうまく馴染むことができないという不安から引きこもりになってしまいそうだと感じる方が多いようです。

感じたことがない人の回答結果について

一方、回答者の2割にとどまった『感じたことがない』という方。
こちらで目立った回答は以下のようなものでした。

・なんにでも興味を示すタイプなのでやってみたいことがたくさんあるから
・休日を家で過ごすのが嫌なほど、家で大人しくしていることができないため
・やりたい事や趣味がたくさんあるから。海外サッカー、ファッション、インテリア、読書、料理など、趣味が多くやる事がたくさんあるから

好奇心旺盛な方や普段からアクティブな方は、自分が引きこもりになりそうだと感じることが少ないことが、この結果から想像できます。

どんな人が引きこもりになりやすいのか

自分の願望や希望を押し殺して、常に人の顔色を窺っているような人が引きこもりに陥りやすいと言われています。
具体的には、『ちょっとしたことを重く受け止めてしまいやすい』や『自分に対して自信を持てない』、『常にネガティブ志向』といった性格などが挙げられます。
つまり、”人一倍不安感の強い人”が引きこもりになりやすいということです。
また、引きこもりになる人は、社会的に成功を収めている親の元に育った人が多いということも挙げられます。
親が本人の個性を伸ばすことよりも、無自覚のうちに自分にできたことは子供にもできるはずという教育方針をとってしまっていることが原因です。
このようなことから、本人の自信を喪失させてしまっているケースが考えられます。

引きこもりになる原因やきっかけについて

引きこもりに陥る直接的な原因は、その人によってさまざまですが、実際に多くの引きこもりの人に共通しているのが『自己評価が低い性格』だということです。
つまり、ネガティブな性格自体が、引きこもってしまう原因となっているケースが多いということです。
自分を過小評価してしまっている人は、小さなことで人一倍不安やストレスを感じる傾向があります。
他人からすれば何でもない些細なことでも、それがきっかけで引きこもりになってしまっている可能性があるのです。

アンケート結果から、8割もの人が「引きこもりになりそう」と感じたことがあることが分かりました。
引きこもりは、普段私たちの生活とは全く関係のないことだと思いがちですが、実はほとんどの人が、引きこもりになる可能性があるのです。
今回のアンケート結果により、より引きこもりということを、身近に感じられたのではないでしょうか?