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引きこもりからの脱出は〇〇だった。元経験者が語る引きこもり脱出方法とは?

社会や学校で上手に人間関係を築くことができず、引きこもりになってしまう人が増加傾向にあるといわれています。
引きこもりから社会復帰を果たすためには、周囲の理解と共に自分自身が変わるきっかけを持つことが大切です。
今回は引きこもりになる原因と、脱出するために必要なポイントについてご紹介します。

引きこもりに考えられる原因

引きこもりになってしまう原因の一つに人間関係のこじれがあります。
学校や職場で周囲の人間と上手に付き合うことができずに、孤独感を感じてしまうことで引きこもりになる人も少なくありません。

社会人の場合は、人間関係以外にも仕事が合わない、できなくてすぐに辞めてしまい、職を転々とすることが原因にもなります。
仕事ができないことで自分が社会に必要のない人間だと思い込んでしまい、自信が持てず人と会うことが億劫になったり、親しい友人とも疎遠になったりするのです。

このような引きこもり状態から脱出するためには、精神的なケアから始めていくことが大切です。

引きこもりから脱出しようと考える主なきっかけ

引きこもり生活から脱出するきっかけは、いくつかあります。
社会人に多く見られるのは金銭的な問題です。

仕事をせずに引きこもりをしている間は収入がないため、今までの貯蓄で生活している人も少なくありません。
最初は生活ができても、いずれは貯金もなくなり生活が困窮して社会復帰を決断する人もいます。

健康上の問題も脱出理由の一つにあります。
自宅に引きこもっている人は、必然的に外出する回数も少なくなるため、1日の移動が自宅だけで運動不足になってしまうのです。

貯金を切り崩しての生活なので様々な食材を使った料理を作るというよりは、手軽に食べられるものが中心となり、栄養が偏ってしまいがちになります。
これらのことから体調が悪くなり、それが社会復帰のきっかけになることがあるのです。

日常の生活ができなくなる、という危機感や切迫感も、引きこもりの脱出方法としては重要になります。

引きこもりから脱出するために必要なこと

引きこもりから社会復帰をするためには、いきなり環境を変えるのではなく、毎日のちょっとした生活習慣から変えていくことがポイントです。
1日中家にいる生活を、少しの時間でも散歩をするなど、外出する習慣をつけることで、気持ちが前向きになります。

もし外出した際に、顔見知りの人に会ったら勇気を出して自分から挨拶をするように心掛けてみましょう。
人とのコミュニケーションの悩みを解決するきっかけになったりします。

他には趣味を持つことも大切です。
それまでとは違う新しい趣味を持つことで、その趣味を楽しむために仕事を頑張るというモチベーションにも繋がります。

引きこもりになるきっかけは様々ですが、問題を解決するためには「変化」と、「心のケア」が大切になります。

生活ができなくなるような危機感や切迫感も、引きこもりを脱出するきっかけになりますが、そうでない場合は焦らずに気持ちを前向きに持っていくことがポイントになります。
周囲の人間も強要をせずに温かい目で見守ってあげることが大切です。