地方では大人の引きこもりが急上昇中?40代引きこもりが社会復帰するために知っておきたい脱出方法
実は今、若年層の引きこもりよりも、40代、50代の引きこもりが、増加傾向にあると言われています。
また、若年層の引きこもりよりも可視化されない傾向にあり、その存在が目立たないため、あまり知られていません。
特に高齢化が進む地方においては、大人の引きこもりが問題視されています。
高齢化が原因?大人の引きこもりは40代が最多
引きこもりというと、不登校や就職難など、若者の問題として考えられることが多くありました。
現在ではその若者達が長期にわたって高齢化し、中年の引きこもりが増加しています。
大人の引きこもりとは、ずっと家に引きこもっている状態だけではありません。
散歩に出たり、コンビニや図書館へも自分で行くという人が多いのです。
そのため、一見して引きこもりとは判断されづらいため、引きこもりとして問題視されづらいのです。
しかし、本人の心の中では家族以外の人との関わりが全くなく、社会から孤立しているという感覚を強く感じています。
高齢化が進むにつれて、現在の状態を知り合いに知られたくない、相談できる人がいないなどの理由で、より引きこもりが促進されてしまうのです。
中高年でも大丈夫、社会復帰する方法
中高年でこれから社会復帰をして、就職をしたいと考えている場合、さまざまなことがハンディキャップとなりそうで、億劫になりがちですが、社会に復帰する方法はいくつもあります。
まず、就職を考えるときに役に立つのが、ハローワークです。
地方にも必ずあり、公共サービスなので安心して受けることができます。
地方新聞の求人広告欄や、スマホやパソコンを使って、求人サイトで仕事を探してみるのもオススメです。
正社員雇用を直接狙うのも良いですが、リハビリを兼ねて短時間のアルバイトからスタートするのが良いかもしれません。
全く職歴がない場合でも、タクシー業界や、警備員業界では受け入れてくれるところが多いそうなので、問い合わせてみると良いかもしれません。
他にも内職や在宅ワークなどもあるので、探してみると良いかもしれません。
心を軽くしてネガティブ思考から抜け出す方法
就職活動中や、就職してからも自分の思い通りにいつも事が運ぶわけではありません。
時には理不尽な事で怒られたり、叱られたりする事があります。
そんな時に、ネガティブ思考になってしまい、再び引きこもり生活へと戻ってしまいそうになります。
ネガティブな考えは、ポジティブな考えよりも人間の脳にはインプットされやすく、慢性化すると払拭する事が難しくなるため、意識してネガティブ思考を停止させる必要があります。
停止させる方法はとても簡単、ネガティブ思考をしていると感じたら、すぐにやめて他の事に集中します。
例えば、計算をしたり、楽しい事を考えたり、立ち上がってトイレに行くなどです。
これを意識的に行う事によって、次第に心が軽くなり、ネガティブ思考をする回数が減っていきます。
場所を選ばずにすぐにできるので、試してみてください。
高齢化が顕著に表れている地方では、若年層の引きこもりよりも、40代の引きこもりが問題になっています。
中高年の就職は、難しいと思われがちですが、業種によっては正社員として就職は可能ですし、社会復帰も可能です。
社会復帰するためには、人との交流がとても大切になるので、地域の交流イベントなどに積極的に参加し、少しずつ始めてみましょう。